2018/05/190 Shares

自営業の運転資金と生活費(貯金)は別でした【私の失敗談】

2008年2月に運転資金が底をついたわが家。共働き時代の貯金を出資することを条件に、私は経理と家計管理を任せてもらえることに。

お金の管理は妻がして、夫はおこづかいをもらうという、一般的な家庭の家計管理になったわけです。

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運転資金は100万円あれば安心?100万円があっという間に消えました

結婚前から自営業をしていた夫はいつも「運転資金に100万円あれば安心」と言っていました。仕事用の銀行口座の残高が100万円以下になっていないか、これだけはいつもチェックしていましたから。

お金の管理を任された私は、運転資金に100万円を出資して、これで一安心と思っていたのです。

私はこれからは節約と貯金をがんばろうと意気揚々としていました。予算を見直して、毎月この金額で生活してと、楽しい時間を過ごし・・・ていました(過去形です・苦笑)。

3月、4月とお金を管理してみて、私はだんだんと不安になってきてしまったのです。夜も眠れないほどに・・・。なぜ眠れないほど不安になったのか。夫は隣でグーグー寝ているのに。

貯金から出資した100万円があっという間になくなっていくからです。本当にどんどんお金がなくなっていきます。

100万円貯金するのは大変なこと。OL時代、地道に積立をしていた私には100万円には重みがあります。実家で生活をしていたときでも、100万円貯めるのには1年かかりました。

一人暮らしをしていたときは、100万円貯めるのには2年もかかりました。今思えば、贅沢なこともしていましたが、それなりに節約して貯金していました。

その1年かかってやっと貯まる100万円があっという間になくなるという現実。自営業は収入が不安定とは言いますが、私の想像を超えていました。

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お金の管理を任された前後に仕事が激減!自営業の不安定な収入とは?

私がお金の管理を任された前後、旦那様の仕事が極端に少なくなっていました。時期が悪かったという要因もあり、私の不安は倍増です(涙)。

どれだけ、自営業が不安定なのかといいますと・・・。

■3月
総収入 335000円  (←1・2月仕事激減)
仕入れ・経費 349000円  (←収入より多いってどういうこと!)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
実質の収入 -14000円  (←マイナスって収入ゼロよりもっとひどい・・・)

わが家はひと月生活するのに35万円くらいかかります。35万も!っと思われる方も多いはず。この35万円から、国民年金や健康保険、税金を支払います。

ですから、会社員の手取りにすると27~8万円くらいだと思ってください。この35万円には、旦那様が仕事で使う携帯代やガソリン代も含まれます。

3月は収入がマイナスのため、マイナス分と翌月の生活費35万円を運転資金より引き出しました。

■4月
総収入 1063000円  (←やっと収入回復)
仕入れ・経費 507000円  (←仕事をすれば、経費もかさみます)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
実質の収入 556000円  (←何とか生活費は確保です)

銀行口座にたくさん振込がありました。私もホッとしました。でも、仕入れ・経費がかさんだので、実質収入は思ったよりありませんでした。

生活費は確保できましたが、先月の赤字までは解消できません。

■5月
総収入 622000円  (←好調さは持続せず少なめ)
仕入れ・経費 440000円  (←相変わらず経費はしっかりかかります)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
実質の収入 182000円  (←マイナスよりはましだけど、生活費には足りません!)

生活費が足りずにまたまた、運転資金から20万円ちかく使ってしまいました。

三ヶ月分をここに紹介させていただきましたが、収入が不安定の意味が分かっていただけたと思います。

私は収入が不安定というは、「少ない月がある」ことだと思っていたのですが、少ないどころではなく、「収入がない月もある」、
さらに「マイナスの月もある」ということだったのです。

さらに、私が眠れないほど不安になったのは、運転資金から生活費を出すのは間違っていたと気づいてしまったからなのです。

運転資金から生活費を捻出していたのでは、100万円は3ヶ月でなくなってしまう。そう気づき真っ青になりました。

運転資金はあくまでも、仕入れのために取っておくもの。生活費が足りないときは、生活費用の予備費を作っておいてそこから出さなければならなかったのです。

会社員の家庭でも、病気で働けなくなったときや、急な失業のための貯金をしていると思います。私も独身時代は給料3ヶ月分はいつでも下ろせる口座に準備していました。

コミィ家には仕事用の運転資金と生活用の運転資金、二つの運転資金が必要だったのです!

旦那様が「運転資金100万円」と言っていたので、生活費の予備なんてコロッと忘れてしまいました。私の失態です。

だいたい、浪費家で貯金ゼロ生活をしてきた旦那様に生活費に予備が必要という考え方があるはずなかったのに。

リフォームローンを繰り上げ返済したことを後悔!

実はお金の管理を全面的に任されたとき、私はリフォームローンの繰上げ返済をしてしまっていました。これからは私がお金を管理できるので、貯金も順調にできるはずと思ったからです。まさか、しょっぱなから赤字続きの家計になるとは思っていませんでした。

繰上げ返済がとってもお得なのはマネー雑誌でも特集されています。

コミィ家の場合、リフォームローンを月々65000円づつ返済していました。
第1回目の返済は        元金42500円 利息22500 でした。
一年後の第13回目の返済は 元金44854円 利息20146円 
二年後の第25回目の返済は 元金47336円 利息17664円

このように、このローンは、利息が少しづつ減っていくタイプなので、繰上げ返済は早くすればするほど、利息分お得になります。
さらに、繰上げ返済の手数料は無料なのです。1ヶ月分でも繰り上げ返済すれば利息分20000円近く、得をするのです。

食費や日用品費の節約に限界を感じた私は、このお得な繰上げ返済をしたくてしたくて仕方ありません。繰上げ返済の誘惑に負けてしまったわけです・・・。

運転資金100万円はあっという間になくなる現実。生活費の予備にするべきだった貯金のほどんどをを繰り上げ返済にあててしまったこと。これが、私が眠れなくなるほど心配になってしまった原因です。

あれほど、借金はもうしないようにと思っていたのに、運転資金を再び信金から借りてしまったのには、こんな裏事情がありました。

結果として、リフォームローンより運転資金の融資の方が利率が低かったので、ローンの借り換えと思えばよい選択だったともいえます。しかし、もし信金から運転資金の融資が受けられなかったらと思うと、ぞっとします。

自営業家庭であるわが家ではいくら生活費の予備が必要でしょうか。自営業家計のお金の管理をやってみて、私の少ない経験からも、
1年分は欲しいと思います。

わが家なら1年分は400万円くらいは必要です。しつこいようですが(笑)この400万円は税込収入です。会社員なら手取り330万円くらいと思ってください。

独身の会社員なら3か月分くらい。家族持ちの会社員なら半年分くらい。自営業なら1年分くらい。これぐらいの予備資金は必要なんでしょうね。

今回のことで私が学んだこと。

・運転資金と生活費の予備は別々に用意が必要。
・生活費の予備は1年分必要。
・繰上げ返済はお得だけど、家計が破綻したら意味なし。
この繰上げ返済、生活費を脅かしただけでなく、その後の夫婦バトルの火種になること数回。
私にとっては苦い思い出となりました(涙)。

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