2017/07/120 Shares

自営業の本当の年収が分からない!経費を分けて把握するには?

eyecatch07

自営業の年収は分かりにくいと感じます。公の年収は確定申告書の記載通りなのですが、わが家のように自宅内に事務所があると経費に公私の区別がつけにくいので、実質の年収を把握する必要が出てきます。

結婚後、夫に確定申告の書類を見せてもらいましたが、はっきりいって、うちの収入がいくらなのかは分かりませんでした(涙)。とりあえず、会社員よりはずっと収入が少ないというのだけは分かりました。

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特に自宅と仕事場が同じだと確定申告だけでは年収が分かりません

自営業でも仕事場と自宅が別の場合はもう少し分かりやすいと思います。しかし、わが家の場合、自宅と旦那様の事務所スペースや倉庫が一緒になっています。

当然、電気代や電話代などは経費として計上します。家事按分といって、仕事3割としたりして、プライベートとは分けて確定申告しますが、厳密に仕事とプライベートを分けられるわけではありません。

さらに、旦那さまのゴルフ代など、税務署は経費として認めてくれるけれど、妻としては経費ではなく夫のおこづかいとして処理したい支出も多数あります。妻のチェックは税務署よりも厳しいのです(笑)。

やはり、「プライベートな生活費に使えるお金はいくらか」が分からないと家計管理はできません。この手取り年収は確定申告の書類だけでは分からないのです。

「プライベートな生活費に使えるお金」を知るためには、自営業の経費を分類する必要があります。

まずは、経費とプライベートな生活費を分類する

そこで、私は経費と生活費(プライベート)のすべての支出を、自分流に分類しました。まだ自営業妻になりたてだったので、ひたすらに計算しました(笑)。

例えば、電気代や電話代は生活費(プライベート)として考えることにしました。ガソリン代も仕事で使うのでやや多めにかかるのですが、会社員だったとしてもガソリン代は必要なので生活費として考えることにしました。

何を経費として何を生活費とするかは、その家庭ごとに決めたほうがいいと思います。あくまでも確定申告とは別にです。

運送業のようにガソリンを沢山使う場合は、生活費には入れないほうが良いでしょう。ゴルフ代や飲み会代なども、夫がつきあいとして仕方なく行っているのであれば、経費としてみてあげたいですし。

それによって仕事が沢山入ってくるようなら、なおさら経費でOK。夫のおこづかいとは別にしてあげたいですよね(笑)。

経費として計上した費用の中から、自分が生活費として考える費用をひたすら探し出すのです。夫が集めた領収書とにらめっこして精査する日々でした(笑)。

こうやって、経費の中にまぎれている生活費(プライベート)を割り出したら、やっと実質の年収を計算する下準備が完了です。確定申告の年収に、経費として計上したけど、生活費に分類される費用を足していきましょう。ここでやっと、実質の年収を割り出すことが出来ました。

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会社員のような手取り年収を計算すべきかどうか

結婚したばかりの頃は、自分が会社員だった時の感覚が強かったので、「手取り」ということにこだわりがありました。会社員の場合、社会保険や税金は給与天引きされて、本当に使える金額だけが手取りの給与になります。

自営業の場合は、税金を自分で納めるので、年収は税込み年収が基本です。税込み年収と手取りの年収では大きな差があります。これを同じ土俵で比べるのは意味がないので、自営業でも手取りの年収を把握すべきなのでは?と思って計算することにしたのです。

この自営業の手取り年収を計算することは結婚後3年くらいまでは意地になってやっていました。夫に対して「収入が多いように感じても手取りに換算すると少ないのよ!」ということをわかってほしかったというのもあります。

結婚5年を過ぎた頃から、会社員の頃の感覚は消えてきて、自営業の「税込み収入」の感覚が体に馴染んできました。そんなに会社員と比べることもないか!と考えられるようになったのです。

所得税の金額は、12月分の帳簿を閉めて2月3月に確定申告をするまでは分かりませんし、年によって増減が大きい。住民税も健康保険料もずいぶん後にならないと分かりません。手取り年収を計算するのも面倒なのですわ(苦笑)。

会社員は通常は手取り年収が基準になっていて、自営業は税込み収入が基本です。この年収は別物なので、金額には差があります。それさえ分かっていれば、それでいいのです。

たまに、雑誌の家計診断コーナーで他の家庭と比べたいときなどは手取りを意識して、ざっくりと計算することはありますけどね(苦笑)。

帳簿ソフトを活用して、実質の年収を計算する

結婚当初は夫の集めた領収書と格闘して、実質の年収を出していた私ですが、そんな情熱は子育てに終われるようになると持続できません(苦笑)。もっとラクに実質の年収を出す方法を考え出しました。

確定申告用の帳簿ソフトを活用することにしたのです。経費を入力するときに、自分が生活費として考えたい経費は後で分かるように補助科目に分けて入力することにしました。

たとえば、勘定科目の消耗品費。10万円以下のものなら、工具もパソコンもコピー機も何でも消耗品になってしまうのですわ。わが家のクセモノ勘定科目です(笑)。

■消耗品費の補助科目

ガソリン代 わが家では生活費として考える。
家事按分するためにも分けて入力
仕事用の工具 すべて経費として考える
作業着 わが家では夫の被服費として
生活費として考える。
OA機器 仕事に使うパソコン、プリンター、インク、コピー用紙など。
これは経費として考える
その他 上記に入らない費用はその他でまとめる。
補助科目にはその他を作るのがミソです。

>> 補助科目についてはこちらの記事も参考にしてください

帳簿つけのときに分けて記録しておけば、実質の年収を計算するときにラクが出来ます。それでも、「よし!やるぞ!」って気合を入れないと計算できないのですが(笑)。経費の領収書の山と格闘していたときと比べればスマートに作業が出来ます。

自営業だと実質の年収(本当に使えるお金)を知るのにもひと手間が必要だといういうわけです。

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