市町村国保から建設国保に移るタイミングは?世帯加入がネックで見送り

eyecatch16

自営業妻コミィです。夫は建築業の自営業(個人事業主)で一人親方、妻の私は事務を手伝っています。

自営業になると最初に驚くのが国民健康保険料(国保)の金額です。節税というと所得税がメインの印象ですが、私が節税を意識したのは、国民健康保険料の高さからでした。

国民健康保険料(国保)の負担が大きいので、建設国保に移ろうかと検討しています。わが家の場合はどちらのほうがメリットが高いのか考えてみました。

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市町村国保と建設国保の違いは?

市町村で加入する国民健康保険は「市町村国保」と呼ばれます。通常「国保」と呼ぶとこの「市町村国民健康保険」を差します。

建設国保というのは、建築業の営む人が加入できる「国保」で正式には「●●国民健康保険組合」という名前になります。

建築業でもいくつか団体があって、住んでいる地域などでも加入先を選ぶことができます。

建築業以外にも、税理士さんや美容師さんなどにも、この「国民健康保険組合」がありました。社会保険に縁がない職種の方が集まって、助け合っていきましょうという趣旨で始まっていることが多いようです。

確かに建築業は一人親方が多く、会社に雇用されずに下請けとして働くことが多いです。下請けの立場は厳しいですからね。

「職種 + 国民健康保険組合」で検索してみると、ご自分の職種に国民健康保険組合があるかどうかが調べられると思います。

市町村国保は前年の収入によって保険料が異なりますが、建設国保ですと保険料は定額です。

自営業が少しずつ軌道に乗って収入がアップしてくると、市町村国保から建設国保に移った方が保険料が節約になる場合が多いようです。

建設国保に加入するとわが家の保険料はいくら?

わが家の場合の保険料をブログの読者サンが計算してくださいました!

面倒な計算をわが家のためにしてくださって、さらにはコメント欄に分かりやすく書いてくれるなんて、優しさに感動しました!

読者サンの加入している建設国保の場合で、H27年の保険料を元に計算されていますから、そのことを加味して参考にしてください。

ブログのコメント欄からコピーしてきました。

医療保険料
 組合員【夫40歳代】
 医療分14,600+後期高齢者支援金2,400=17,000
 家 族【妻・長男・長女・次女】
 医療分3,000+後期高齢者支援金2,400×4=21,600

介護保険料
 組合員【夫40歳代】2,400
 家 族【妻40歳代】2,400

建設組合費
 組合費3,000 振替手数料100

月々 46,500 年間 558,000

月々46500円、年間558000円です。う~ん、やっぱり高いです(T-T)

その読者サンも加入した10年前に加入した当初よりも1.8倍の負担になっているそうです。40代になると介護保険料がかかるし、子供が生まれるとその分保険料が上がってしまいます。

会社員が加入する社会保険は扶養家族は何人いても保険料は同じです。しかも会社と折半だから負担は少ない。市町村国保と建設国保は扶養家族にも保険料がかかります。

建設国保の場合、子供1人につき1ヶ月5400円、年64800円かかっていますね。わが家の場合は子供3人だから年194400円

市町村国保の場合、子供1人につき年38000円くらいです(わが家の市町村の場合)。子供3人で年114000円

差額は約80000円

子供の保険料に関しては市町村国保よりも、建設国保の方が高くなってしまいます。建設国保に移って、夫の分が安くなっても子供の分が高くなるのでは、節約にはつながらない可能性が高い。

市町村国保は年8回払い(わが家の市町村の場合)ですが、建設国保だと毎月12回払いなので予算組みはしやすいと思いました。

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わが家が建設国保への移動を見送った理由は?

市町村国保は4月から翌年3月の保険料を、7月~翌年2月までの8回で支払います。もし、市町村国保から建設国保に移るのならば、3月には決断をしなければいけません。

決断するためには、市町村国保がいくらになるのか知りたいですから、確定申告を早めに済ませて計算しなければ。

市町村国保の保険料の計算についてはこちらにまとめています。
>> 国民健康保険料(国保)の計算方法は複雑!市町村によって大きな差があります

そう思って、「早めに確定申告するぞ~!」とついこないだまで意気込んでいたのですが・・・。今回は取りやめました(T-T)

事の始まりは、「私たち夫婦だけ建設国保、子供達は市町村国保に残したい」と考えたことから始まります。わが家は夫の両親と同じ世帯になっていて、市町村国保も夫の父親名義なのです。

市町村国保の世帯主加入について書いた記事はこちらです。
>> 国民健康保険料(国保)の納税義務者は世帯主!世帯主課税のメリット・デメリットは?

義父が世帯主だし、子供達は市町村国保にしといた方がお得よね!と主婦感覚でお気軽に考えたのですが、世の中そんなに甘くはなかった!

建設国保の中に「建設連合国民健康保険組合」という組合があります。そのホームページにしっかりと書いてあったのです。

国民健康保険は世帯で加入する制度です。そのため、加入を申込む方と同じ世帯の方は、加入申込者と一緒に加入することになります。

私が参考にしたホームページです。
>> 建設連合国民健康保険組合の加入方法のページ

嫁にとっては衝撃の事実です。子供たちを市町村国保に残すこともできないし、同じ世帯になっている夫の両親も引き連れて建設国保に入らなければならないのです。

以下、私の頭の中を駆け巡った内容です(苦笑)。

 
市町村国保だと子供達と義母の保険料は同じ。建設国保に移ると義母の保険料が38000円→64800円になることに。差額はもちろんわが家持ちよね。

市町村国保の時は社会保険料控除を夫のお父さんがすべて使っていたけど、建設国保になると控除は夫が使うことになる。そうすると、義父の所得税と住民税は確実に上がる。どうやって説明しようかしら?

うちだって社会保険料控除使いたいのに、今まで我慢してきたのよ。これからはうちが使ってしまってもトントンだと思うけど、嫁の立場では言えないわ(・_・;

さらに、これを老夫婦に分かりやすく、どうやって説明する?

こんな感じでグルグル考えまして。

はい、あきらめました。建設国保に移るのを(苦笑)。

夫のお父さんは75才以上なので後期高齢者医療制度に移っているの。お母さんはもう少しで後期高齢者になります。面倒なやりとりをするぐらいなら、それまで我慢しておこうと思いました。

子供3人だと建設国保は割高ですよね。子供だけなら市町村国保の方がお得。市町村国保は無収入と高収入の人がお得な保険料だと言われています。中間層の負担が大きいのです。

わが家の場合は収入が不安定なので、市町村国保の方が安くなる年が多いです。ここ2~3年売上げが順調なのですが、いつ仕事が途切れるかなんて分からないし。

節約主婦としては年1万円でも安くなるのならば、1年ごとに建設国保に移ったり、市町村国保に戻ったりを繰り返してもいいと思っています。手続きは面倒だけど、節約になるならがんばります。

でも、今回は嫁姑問題も関わってきそうなので建設国保へ移るのは止めておきます。もめ事が起きるぐらいなら5万円高くなっても気にしない。10万円なら迷っちゃうかな(笑)。

う~ん、10万円支払ったとしても、もめ事はない方がイイです。それくらい、嫁姑問題はこりごりです。

まとめ

市町村の国民健康保険料(国保)が高いと感じている方。営んでいる自営業の職種に国民健康保険組合があるかどうか調べてみてください。

そこで保険料が公開されていますから、市町村国保の保険料と比べられます。年の途中からでも大丈夫ですが、移動するなら4月からがベストだと思います。

まとめるとこんな感じです。

 
市町村国保は所得によって保険料は変わりますが、建設国保の保険料は定額です。

建設国保など国民健康保険組合の保険料はホームページで調べられます。「職種+国民健康保険組合」で検索して見つけてください。

所得によっては建設国保の方が節約になることがありますが、家族構成によっても違います。

わが家は嫁姑問題を回避するために、建設国保はあきらめました。

以上、建設国保があと数年お預けになってガッカリしている自営業妻コミィでした。

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