国民年金保険料の2年前納制度とは?メリット・デメリットを考えました

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H26年4月から国民年金の保険料が2年分まとめて支払えることになりました。2年前納制度がスタートしたのです。

自転車操業な自営業家庭のわが家にとって2年前納は夢の又夢。「関係ないわ~」と大して興味を持っていなかった私。

そんな私のブログに自営業妻仲間さんから「2年前納しました」というコメントをいただいてしまったのです。

2年前納の制度が急に身近に感じられてきたので、これは調べないわけにはいきません(笑)。

自営業家庭にとって2年前納制度はどんなメリット・デメリットがあるのか考えてみました。

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国民年金保険料の2年前納はH26年スタート!口座振替のみの対応です

国民年金の保険料を2年分まとめて支払える2年前納制度はH26年(2014年)にスタートしました。

保険料の支払い方は通常だと「現金払い・クレジットカード払い・口座振替」の3タイプの支払い方が選択できます。2年前納の場合は、口座振替のみの対応となってしまいます。クレジットカード払いでポイントを貯めている方は注意が必要です。

2年前納したい場合には、2月末までに申込みをする必要があり、4月末に口座振替になります。

2年前納するといくらお得になるの? 節約効果を考える

国民年金は保険料をまとめ払いするとお得になります。中でも2年前納制度が一番お得なようです。

↓ 日本年金機構のホームページに表が掲載されていました。

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日本年金機構では口座振替での支払いを一押ししていて、その中でも2年前納が一番お得だと強調しています。早く確実に保険料を集めたいお国の懐事情が想像できますね(苦笑)。

2年前納だと15360円もお得になるようです。保険料は2年分だと366840円とずっしりとした金額ですが、銀行に預けておいても金利はほとんどつきません。

そう考えると、お金を銀行に眠らせておくより、国民年金の保険料を前納した方が節約効果あってお得に感じます。

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2年前納した場合の社会保険料控除は2パターンから選べます

国民年金保険料や国民健康保険料は確定申告をするときに社会保険料控除に使えますよね。2年前納すると約37万円ですから節税効果も大きいです。

2年前納した場合には、支払った年に2年分まとめて控除してもらうことも、1年づつ分割して控除してもらうことも、どちらも可能だそうです。

↓ 日本年金機構のホームページではその方法が紹介されていました。

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支払った年に2年分控除を受けたい場合には、いつも通りで大丈夫。日本年金機構から送られてくる明細書(ハガキ)を確定申告時に添付するだけです。

1年づつ分割して控除してもらいたい場合には自分で「社会保険料(国民年金保険料)控除額内訳明細書」を書く必要があります。

「社会保険料(国民年金保険料)控除額内訳明細書」は日本年金機構のホームページでダウンロードできます。

>> 日本年金機構の2年前納制度の説明ページはこちら

2年前納すると節税効果はあるの?

私のブログに「2年前納しました」とコメントくださった自営業妻仲間さんは節税のために2年前納したそうです。

その年だけ利益が大きくなってしまったので社会保険料控除を有効に使おうとしたそうなのですが、その時点で来年の確定申告のことを考えていたなんて素晴らしすぎます!

2年前納する場合には、2月末までに申込みが必要です。2月末といえば前年の確定申告に忙しい時期です。新しい年になって2ヶ月たらずですから、その年の収入がどうなるかはわが家の場合にはまだ分からない時期です。

しかし長いスパンで大きな仕事をしている場合には、2月の時点でも「今年の利益は大きくなりそうだな」と予測がつくこともあると思います。

2年前納をしておけば、2年分まとめて控除してもらうことも、1年づつ分割して控除してもらうこともどちらも選択できることに。

どちらの方法で控除してもらうかは、確定申告時に選択できるので、とりあえず2年前納しておくというのはいい方法かもしれません。

2年前納制度のメリットとデメリットは?

まとめです。2年前納すると保険料がお得になります。それから、社会保険料控除もその年の利益に応じて柔軟に使えます。この2点がメリットです。

一方デメリットを考えてみます。

クレジットカード払いにしていた場合には2年前納にすると口座振替だけになりますから、クレジットカードのポイントが付かなくなります。

保険料は1年分だと18万円以上になりますから、カードのポイント還元率が1%なら約1800円分のポイントに。2年なら約3600円分になりますから、確実に1年づつクレジットカード払いで支払う方法も手堅いですね。

そして、国民年金の保険料を免除してもらえることになっても、すでに支払ってしまった国民年金保険料は戻ってこない点もデメリットになりそうです。

自営業の場合、収入に波があるのが当たり前なので、その年の収入が少ないぐらいでは国民年金を免除してもらうのは難しいと考えています。

でも、ケガや病気で全く仕事ができなくなってしまったときには、国民年金保険料を免除をしてもらえる可能性がありそう。

ケガや病気は予測できないことなので、こればかりは判断が難しいのですね。

そして私が一番のデメリットだと考えるのは、無理して支払って資金繰りが大変になることです。

わが家は自転車操業ですから、日々のご飯がだべられなくなってしまう可能性も。国民健康保険料はいざとなったら支払いを待ってもらうこともできますし(苦笑)。

そこまで無理して2年前納をする人はいないでしょうが、急に仕事が途切れたりすることも予測しておかないといけません。無理に2年前納してしまって借金をすることになったら本末転倒です。

今回、国民健康保険料の2年前納制度について調べてみたら、節税をしたり、節約効果を高めたりするためには、貯金が必要だということが実感できました。自転車操業をしていると、いつになっても負のスパイラルだなぁとヒシヒシと感じます。

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