金運アップのためにお財布にはこだわりがある自営業妻コミィです。
またまたお財布に関する本を読んでみましたので紹介しますね。
開運コンサルタントである浅野美佐子さんの書いた『愛もお金も引き寄せたいなら 財布の神さまと仲良くしなさい』です。
本の情報
アマゾンの電子書籍kindle(キンドル)で読みました。kindle unlimited(キンドルアンリミテッド)の対象本だったのです。
この手のお財布本は何冊も読んでいるので、内容が重なることも多く、買うのだったなら躊躇したはず。ですが、今回は読み放題対象本だったので気軽にダウンロード!
著者の浅野美佐子さんは、外資系化粧品メーカーや大手生命保険会社に勤務しトップセールスを記録した方。その後に運命鑑定を始めます。
算命学、タロット、風水、手相、密教など、長年の鑑定と潜在意識の学びに基づいて鑑定されています。
開運財布というと「風水ベース」のものが多いのですが、浅野さんのこの著書の場合は「潜在意識」がカギになっています。
2019年3月にダウンロードして読んだのですが、現在(2019年8月)には無料対象から外れていました。
楽天ブックスでも取り扱いあり。定価1512円です。
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アマゾンならお手頃な中古本もありました。
愛もお金も引き寄せたいなら 財布の神さまと仲良くしなさい
読み放題の期間中にダウンロードしておいてラッキーでした。
kindle unlimitedとは?
「kindle unlimited」とは月々980円で対象本が読み放題になるアマゾンのサービスです。書籍だけでなく、漫画や雑誌もあります。
対象本は入れ替わっていて、図書館と同じような感覚で、10冊までキープできます。11冊目以降は読み終わったものを消して、新しい本をダウンロードしていきます。
本の感想
基本的には「お財布の外側も内側もきれいにしておきましょう」という内容です(笑)。どの開運財布の本も同じような結論になりますから想定内。
お財布を購入するときの注意点(お財布の色、使い始めるときの儀式など)も他の方と共通点多いです。
この本独自だなと感じたのは、心の持ち方まで言及している点でしょうか。心の持ち方は意識改革と言い換えたほうが分かりやすいかもしれません。
「うんうん」と納得できることもあれば、「これはちょっと難しい」と感じる内容もありました。
まずは自分のために使う
お給料をもらったら支払い用のお金(生活費)を先に確保する方がほとんどだと思います。これがNGなんですって。
他人に先に支払うのではなくて、まずは自分のために「使う」「貯める」ことが大切とのこと。この考え方だと「浪費家みたい」だと思ってしまいました。
いただいたお給料袋を神棚や仏壇にお供えしていた時代のことを引き合いにされていたので、ようやくく腑に落ちたような気持ちになれましが、納得とまではたどり着けませんでした。
やはり支払いを済ませてからでないと、落ち着かないのは、私のメンタルが小市民だからでしょうか(苦笑)。
ストレス発散が浪費の原因
ストレス発散で買い物をすることは、お金にマイナス感情を乗せているいることになるそう。
ストレスというマイナス感情をお金に乗せて、お金をドンドン使うことは「浪費」につながります。これは納得できました。
ストレス発散の買い物って楽しいですけどね。楽しいけどマイナス感情なんだと気づきました。
高い、安い、という損得勘定ばかりしていることもマイナスエネルギーにつながるそうです。安いものを見つけるとうれしいのに(苦笑)。
がまん給はもらわない
著者はがまんしながら給料をもらうことを「がまん給」と呼んでいます。
「仕事がしんどい、つらい、大変だ」とがまんの対価と引き換えにお金をもらっているとお金が貯まらないそうです。
この「がまん給」の話から、「価値給」の話につながっていきます。
「価値給」とは「自分にはそれだけのお金を受け取る価値があるんだ」と認めて自分を大事にすること。
このあたりの考え方は私が馴染んでいる「風水」を超えてきてしまいます。
この部分は何度も読み返しましたが、自分の中でしっかりと消化するまではたどり着けませんでした。
やっぱり我慢や忍耐が美徳だと思ってしまっている自分の凝り固まった考え方のせいなのかしら。う~ん、難しいです。
まとめ
この本、読んだ後に「もやもや」としてしまいました。それは私の考え方、価値観に切り込むような内容だからのかな。
「そんなのキレイごとだよ」と言い訳しながらも、なんだか気になってチラチラとのぞき見をしたくなってしまう心境です。
こんな気持ちになるということは、私に何らかの問題提起をしてくれているのだと思います。
今の私だと素直に吸収することができないのですが、時間をおいてからもう一度読み返してみると違った受け取り方ができるかも。
なんとも複雑な心境になったお財布の本でした。