終身保険を学資保険替わりに!低解約返戻金型を4プラン徹底比較しました

学資保険

自営業妻コミィです。3人目の学資保険を選ぶときには本当に悩みました。

1人目、2人目と同じものにプラスして、学資保険の替わりに終身保険を活用する方法を検討しました。

終身保険は取り扱いをする会社も多いので、いくつか試算してもらうことにしました。わが家の学資保険選びの記録を残しておこうと思います。

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終身保険とは?

終身保険というのは、基本的には死亡時にお金が受け取れるの保険ですから、保険期間は死ぬまでの一生涯ということですよね。

その終身保険がどうして学資保険代わりになるのか、私も最初は不思議に思いました。終身保険とは言いつつも、途中で解約することが前提になってくるようです。

途中で解約すると解約返戻金が受け取れるわけですが、「支払った保険料」と「解約返戻金」の金額を比べて保険を選ぶことになります。

終身保険の中でも、低解約返戻金型が学資保険代わりに向いているようです。

早期に解約してしまうと損をしてしまいますが、10年・15年など、最初に設定した保険料払込期間を過ぎると解約しても支払った保険料よりプラスアルファの解約返戻金が受け取れるからです。

保険料を支払う期間と支払い総額、戻ってくる解約返戻金に着目して、保険を比べていくことにします。

終身保険の対象は、子供の親(父親か母親)になるというのもポイントです。年の差夫婦の場合、若い方を選んだほうが支払う保険料が安くなりますよ。

プラン1:電話相談ではT生命を勧められました

ネットで保険の資料請求をした際に、相談したらお勧めされたのがT生命でした。すぐにパンフと試算表を送ってもらいました。

死亡保険金 200万円 死亡時
毎月の保険料 8492円 15年払い
支払い保険額 1528560円
17年後に解約 1582800円 大学入学で使うとして
  返戻率103.5%
19年後に解約 1610400円 子供20歳のときに使うとして
返戻率105.3%

このプランだと150万満期の学資保険と同じような感じですね。ちなみに14年で解約してしまうと解約返戻率71.2%(1088800円)ですから、確実に15年間保険料を支払って、その後に解約をしないともったいないことになります。

大学進学時に使ってもいいですし、もし使わなければ、老後の資金にしてもいいし、ずっと残しておいて葬式代にもできるという使い道の広さが便利ですね。

プラン2:店舗型の保険相談ですすめられたA生命

店舗型の窓口で保険の相談をしたときにはこのA生命ともう一つM生命を勧められました。若干ですがA生命のほうが返戻率が高いということでA生命で試算をしてもらいました。

死亡保険金 240万円 死亡時
毎月の保険料 9912円 15年払い
支払い保険料 1784160円
17年後に解約 1854000円 大学入学で使うとして
返戻率103.9%
19年後に解約 1890000円 子供20歳のときに使うとして
   返戻率105.9%

A生命では最初は死亡保険金250万円で入力したの。そうしたら毎月の保険料が1万円超になってしまいました。「1万円以下のほうが払いやすいですよね~」というトークの後に、240万円に下げて、無事に1万円以下の保険料になるように調整してもらった感じです。

こういう提案力は窓口で対面するからこそだなぁと感じました。

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プラン3・4:訪問型保険相談(保険マンモスさん)で勧められたプラン2つ

保険マンモスの担当さんが持ってきてくれたプランは2つありました。一つはA社のもので、もう一つはT社のものでした。違う方にプランしてもらったのに同じ会社とは。定番のいい保険ということだと思います。

今回はどちらのプランも契約者を夫よりも若い私にして、なおかつ年払いにして保険料を出してもらっています。

プラン3(A社)。

死亡保険金 200万円 死亡時
年払いの保険料 89036円 15年払い
支払い保険額 1335540円
17年後に解約 1386400円 大学入学で使うとして
  返戻率103.8%
19年後に解約 1416200円 子供20歳のときに使うとして
返戻率106.0%

プラン4(T社)

死亡保険金 200万円 死亡時
年払いの保険料 133030円 10年払い
支払い保険額 1330300円
17年後に解約 1436800円 大学入学で使うとして
  返戻率108.0%
19年後に解約 1464200円 子供20歳のときに使うとして
返戻率110.0%

どちらの保険も支払う保険料はほぼ同じです。5000円くらいしか変わりません。大きく違うのはプラン1は15年払いなのに対して、プラン2は10年払いだということです。

プラン2は10年払いなので年払いの保険料も高めになっています。その代わり、保険料を支払った後、使うまでに寝かせておくことが出来るので、17年後に解約したときは返戻率が108%と高くなり、金額をプラン1と比べると50400円も多くなります。

担当さんは「保険料は高いけど、利率がよくなるのでお勧めです」という風に、利率面を一押しでお勧めしてくれました。

まとめ

まとめ

私は4つのプランを比較して、4つ目のT社の10年払いのものがとても気に入りました。利率がいいだけでなく、子供3人のわが家にピッタリの保険だと思ったからです。

プランをいくつか出してもらって感じたのは、15年払いの場合を比べてみると、終身保険の利率に大きな違いはないようです。商品がほぼ同じわけですから、プランしてくれる方の力量が決め手になりそうです。

満期保険金の金額は、提案してくれる人によって違います。「毎月の保険料を1万円以下にしたほうがいいですよね」と満期保険金を250万円から240万円にしてくれたりすると、気が利くなぁと感じます。

2プラン出してくれて、「10年払いを選ぶと利率がよくなります」と差別化したプランを比較で持ってきてくださったりすると、提案力があるなぁと感じます。

商品に大差がないので、自分が気に入った方から加入するのが一番だと感じました。

※ この記事は姉妹サイトに公開していたものを2022年4月に転載したものです。

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