在宅ワークのメリット・デメリットは?ひとり自宅で仕事をしていた自営業妻の体験談

在宅ワーク

自営業妻コミィです。わが家は小さな自営業ですから、仕事道具置き場も小さな事務スペースも自宅にあります。

でも夫は自宅で仕事しているわけではなく、現場に出かけて仕事をするスタイル。会社員と違ってちょくちょく帰宅しますが(笑)。

私は子供が小さいときは自宅でパソコンに向かって仕事をしていました。完全な在宅ワークです。

私自身の体験を踏まええて、在宅ワークをすることのメリット・デメリットについて考えてみました。

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在宅ワークのメリット

在宅ワーク

在宅ワークの一般的なメリットはいろいろありますが、通勤に時間を取られないというのは大きいですよね。

私自身も今はフルタイムで働いていて、通勤にかかる時間は本当にもったいないなと感じます。

同じ8時間働くとしても、通勤をして他の方と一緒に仕事をするというだけで、在宅ワークの時には考えられないぐらい疲れます(苦笑)。

一人で気楽に仕事ができる

私にとって、在宅ワークの最大のメリットは「子供が保育園を休んでも誰にも迷惑をかけない」ということでした。

朝ばたばた出勤の準備をしているときに、何となく元気がない子供の様子を見て、サーっと血の気の引いた経験があるママは多いはず。

子供の心配をしつつも、「仕事どうしよう!休みますって電話しずらい!」って、真っ先に思ってしまいますよね。

今でこそ、年に1・2回しか小学校を休まなくなったわが家の子供たちですが、小さい頃は水ぼうそうを姉妹で感染させてしまい、3週間もどちらか一方が保育園に行けずに自宅にいるという状態になったこともあります。

水ぼうそうは潜伏期間が長めなので、姉が治って登園許可がおりるころ、妹が発病するという流れになるのです。

私は在宅ワークだったので「子供が家にいると仕事の効率が悪いなぁ」と思いつつ仕事をしていました。「もしパートだったらこんなに長く休んでいたらクビになりそう」と思ったものです。

元々優等生タイプの私は、自分が仕事のできない人、あてにならない人と思われることに非常に恐怖を感じていたのです。

そんな私なので、在宅ワークをしているときには、他の人に依頼された仕事や締め切りのある仕事は極力避けていました。自分の仕事を自分のペースでやるだけなら、子供が体調を崩しても気にならないからです。

在宅ワークの収入が減ってきたときや自分でモチベーションを保てなくなったときに、「自分以外の人と関わって仕事をしておけばよかったのかな」と反省することもありました。

でも、私の性格だと子供のほうに無理をさせてしまったと思うので、一人で仕事をするという気楽さは在宅ワークの最大のメリットだと感じています

自分が頑張っただけ稼げる

これは在宅ワークのメリットというよりは、独立開業したメリットに近いのですが、やはり稼げるようになると仕事に対するモチベーションが上がります。

私は複数のブログを運営していて、記事を更新するとすぐに反応があるブログが1つありました。記事を書くとPV(ページビュー)がすぐに上がって、すぐに収入に反映するのです。1記事UPすると、すぐに500円がチャリーンと入ってくる感じです。

※ ちなみにこのブログは、2~3か月後に検索されるようになってジワ~っとPVが上がっていくタイプのブログです。

この500円、「たったの500円?」と感じる方もいそうですよね。土日の休み等関係なく500円というのは意外と大きいのですよ。

パートだと土日休みですし、お盆やお正月があると、なんだかんだで稼げないことが多いですからね。500円でも毎日コンスタントな収入というのは、主婦の私にとっては感動ものでした。

自分の手を動かして記事を書いて、取り扱う内容を工夫したりすると、ダイレクトに収入に反映する。この経験というのは、時給で働く今となっては本当に貴重だったと思います。

高揚感があるのですよ(安定はないけどね・笑)。夫が自営業を続けている理由の一端を感じられたのも、よい経験でした。

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在宅ワークのデメリット

在宅ワーク

在宅ワークのデメリットは、メリットと表裏一体だと思います。メリットにもデメリットにもなりうることばかりです。

公私の境目がなくメリハリがつかない

私は家事をしながら在宅ワークをしていました。子供3人いますので、洗濯は毎日2~3回するのが当たり前。

「洗濯機を回して、ブログを1記事UPして、洗濯物を干して」というサイクルを繰り返してました。会社員がテレワークでこんな働き方をしていたら怒られちゃいますよね(笑)。

天気が良ければ布団も干すし、特売日にはスーパーに買い物に行くことの方が優先です。

私自身はそれが在宅ワークのメリットとしてとらえていましたが、一段上を目指すなら、もっと公私をしっかり分けて、ビジネスとして取り組むべきだったのだろうなと反省しています。

自宅で仕事をしていると、家事が気になってしまって、仕事に集中できないのは在宅ワークのデメリットの一つです。

実際にパソコンに向かって手を動かす時間が短いなと常々感じていたのです。

昼間に自分の目標としている仕事量がこなせなかったとしても、「夜に作業して追いつけば大丈夫」と思ってしまうのもよくないことでした。

早朝や夜に仕事をすることを何とも思わなくなっていました(パートだったらありえないのに)。

自宅で仕事をしていると、ダラダラ仕事をしてしまい、プライベートを楽しむという気持ちがなくなっていたなぁ。

在宅ワークは公私のメリハリがつかなくなってしまうと実感しました

やる気が出なくなったときどうする?

仕事へのやる気が出なくなったときに、自分一人ではモチベーションを上げられない。

このことも、私が体験した在宅ワークのデメリットです。毎日ブログを3~4記事UPしていた私でしたが、だんだんとやる気がなくなってブログの更新ができなくなってしまいました。

燃え尽き症候群?
ホルモンのバランス?
軽いうつ症状?

いろいろ理由は思いつきますが、原因はわからないままです。

何もやりたくないという状態になってしまったので、仕事どころか家事も育児も最低限しかできません。

どれぐらいダメになってしまったかというと、長女の予防接種を2種、期限内に打つことができませんでした(後で実費で受けましたよ・苦笑)。

予防接種の期限を確認して、小児科に予約して、子供を連れて行くということが、面倒でできなかったのです。

予防接種ってどんなに短いものでも1年は猶予があります。それができないってどうなの?って母親失格だと落ち込みました。

そんな私でもパートに出て職場にいるときには集中して手を動かして仕事ができました。働く場所であったり、同僚(他者)の目というのは偉大だなと感じたわけです。

家事と育児はダメなままでしたが、職場に行けば仕事はできるということが自信につながったという体験をした私。

一人で仕事をすることの難しさを感じました。

まとめ

まとめ

現在コロナ禍で会社員であっても通勤を控えて、自宅で仕事をするスタイルが注目されていますね。

私が在宅ワークをしていたころは説明しても分かってもらうのが大変なぐらいだったのに、あっという間に、世間に認知される働き方になってしまいました。

在宅ワークのメリットとデメリットは表裏一体。私の場合は、体験してみて気づいたことが多かったです。

今は外で働く(パート)ことを選んでいますが、自分の体調であったり、家族の状況であったり、将来的にまた在宅ワークを選ぶことがあるかもしれません。

その時に、在宅ワークを選択肢にできる幸せを感じつつ、自分の経験は無駄ではなかったと思えるようになれたらいいな。無駄な経験なんてない、そう思えますよに。

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