自営業家庭なら60歳払済と終身払いのどちらを選ぶ?【保険料の支払い方法】

自営業家庭の保険選び

自営業妻コミィです。医療保険や終身保険に加入するときに「60歳払済と終身払いのどちらにするかいいのか」本当に迷いました。

保険の営業さんには「終身払いを選ぶ人のほうが多いですよ」とお勧めされましたが、私は60歳払済で加入することにしました。

60歳払済にした場合と終身払いにした場合で、支払う保険料の総額を計算して、老後の生活をシュミレーションした結果です。

私が60歳払い済みを選んだ理由を、自分の気持ちを整理する意味を込めて、紹介したいと思います。

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自営業家庭ならではの状況

自営業には定年がないからずっと収入が続くような考え方も見受けますが、実際はそんなに楽観できません。

わが家の場合は年を取ってくれば肉体労働ができなくなって収入も減るだろうし、病気になれば廃業することになるかもしれません。

そうなると、頼りになるのは年金です。困ったことに、生活保護よりも安いといわれている国民年金です。

年金から保険料を払い続けるのはキツイと思いませんか?

きっと、国民健康保険(国保)を払うのもきついはず。優先するのは民間の医療保険よりも、支払い義務のある国民健康保険のほうです。

60歳払済と終身払いの総支払い保険料を比較

保険マンモスさんの保険相談でお勧めしてもらった保険を元に計算してみます。O社の女性のための医療保険です。

まずは60歳払済の場合。40歳で加入して60歳までの20年で保険料を支払うと仮定します。

毎月の保険料 4682円
年間の保険料 56184円
20年間の保険料 1123680円

月5000円以下のお手頃な保険でも20年支払えば100万円超え。やはり保険は高い買い物なので慎重に選ばなくては!

次に終身払いの場合。

毎月の保険料 2759円
年間の保険料 33108円
20年間の保険料(60歳) 662160円
30年間の保険料(70歳) 993240円
35年間の保険料(75歳) 1158780円
40年間の保険料(80歳) 1324320円

75歳まで生きたとすると60歳払済よりも支払う保険料が多くなります。正確な分岐点は74歳でした。74歳よりも長生きしそうならば60歳払済のほうがお得いうことに。

終身払いの場合は特定の病気になったり高度障害になると保険料を支払わなくてもいいという特約をつける方が多いそうです。もし、若いうちにこれらの病気になるのならば、終身払いのほうが保険料はお得ですが・・・。コレばかりは健康が一番なので、保険料のことより健康を取ります(笑)。

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自営業家庭なら60歳払済と終身払いどちらを選ぶ?

保険の営業マンさんは「月3000円くらいで老後でも払える金額です」といいますけど、今の3000円と老後の3000円はきっと感じ方が違うはず。

このお金の感じ方の違いは、老後の生活を考える上では重要です。

働いている今なら月3000円は食費を節約すれば何とかなるぐらいの金額だとしても、老後の3000円はどうにも捻出できない可能性もあります。

お金の感じ方の違いというのは、若いときと老後のときなど、年齢によっても変わりますし、そのときの収入によっても変わります。さらに言えば、うちの夫のように浪費家だと3000円くらいなんとも思わないわけですけど、節約家の私にとっては3000円は大金です。

3000円のお金でも、その時々その人ごとに負担感は違うということです。

私は先にがんばって後で楽するほうがいいかなぁと思うのですがどうかしら。お酒もタバコもやらないし、健康的な生活送っているから75歳までは生きられそうな気がするし(笑)

男性の場合は平均寿命も短いし、どうかしらねぇ。うちの夫は老後の話をするといつも「俺は好き勝手生きてきたから、長生きは出来ない」って言うの。早死にする予定なら、60歳払済はもったいないのに。夫のほうは終身払いにしようかしら。

鬼嫁発言ですね。ごめんなさい。夫よ。

自営業家庭の老後は、金銭的にはとても苦しくなると思うので、60歳払い済みにしました。

わが家のように夫が浪費家の場合には貯金もせずにあればあるだけ使ってしまうので、保険だけでも払い済みにして少しでも安心したいです。

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