青色専従者給与を活用して貯金する方法を考えてみました

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夫の自営業を手伝っている自営業妻の皆さん!きちんと専従者給与をもらっていますか?

わが家のように小規模な自営業の場合、帳簿上のことだけで、実際はもらっていない。という方がほとんどなのでは?本当ならば、自分が働いた報酬なのですから、妻が自由に使えるお金になるのが理想なんですけど。

生活するのに精一杯で、青色事業専従者給与をもらうなんて無理無理!と思っていた私。でも、専従者給与は節税にもつながるし、利用しないのはもったいないと思いませんか?

実際に自由に使うことはできなくても、モチベーションの上がる専従者給与の活用法を考えてみました。

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初級コース!専従者給与で生活費を支出

まずは初級コース
生活するだけで精一杯な場合。食費や日用品などに使う生活費に、専従者給与を当てる。

わが家の場合、私が手元で現金で管理する生活費は5万円くらいで年間60万円。ちょっと経理を手伝う程度の仕事なら十分なお給料です。月5万円の給料をもらって、これでやりくりするぞ!って思うと、食費の節約にも力が入りそうでしょ。

中級コース!年間の特別支出にあてる

次に中級コース

毎月の生活費は何とかなっているけど、年間での家計管理がイマイチ軌道にのらない場合。

自営業でどうしても管理が大変なのが、会社員のように天引きされない、年金や税金類。まとめて支払うものもあるので、積み立てで準備するのが一番です。

会社員時代の給与明細や自営業妻になってからの経験を踏まえて、わが家の場合は、実際の収入の25~30%くらいを準備しておきたいとおきたいところ。

夫婦2人分の国民年金が年間36万円。税金は所得税と住民税・固定資産税。国民健康保険料も税金扱いで、これがなかなかの高額なんです。う~ん。年収400万円とすると、25%は100万円。

消費税を支払う年は、100万円では足りないかも・・・(涙)

というわけで、月8万円で年間96万円。パートで働くならこれくらいが理想のお給料。

この8万円のお給料をそのまま税金の支払い用に積立するのはいかがでしょうか?私が働いたお給料で、大きな出費にも対応できたと思うと、家計に貢献できたなぁって実感できますよね。

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上級コース!長期的な貯金にあてる

最後に上級コース
住宅の購入や、車の買い替え、子供の教育資金など。長いスパンで準備しなければならないお金を専従者給与で準備しましょう。

税金用の積立に比べると、夢のある積立だわ。お給料はいくらいただきましょうか。夢にかかる金額によって決めてくださいね。自営業妻の場合、世間で言う「働き損」は発生しないので、年収100万円にこだわる必要はなし。

まあ、自営業の収入が限られているのだから、専従者給与もおのずと決まってしまうけどね(苦笑)。

自営業妻のあなた。どのコースなら実行できそうですか?まあ、初級・中級・上級のどのコースでも、妻がお給料を自由に使えるわけではないので・・・。なんだか、机上の空論みたいなんですけど。

たとえ夫婦といえども、働いたからにはお給料は発生するべきだと私は思っています。帳簿上だけの専従者給与よりも、実際に生活費や税金の支払いなど、何に使われたのかはっきりしているほうが、モチベーションが上がると思いませんか?私は気持ち的に納得できるなぁって思っています。

会社員妻の方でも、パートで働いた分は、生活費の補填や教育費に消えてしまうのが実情。そう思えば、こんな専従者給与の活用の仕方もありですよね。

***追記***

実際に私は月8万円を夫からいただいています。生活費としてなんですけどね。わが家ではお金の管理を夫にお願いしているので、夫が何にお金を使っているかは細かくは分かりません。経費として計上できるものは領収書があるので分かりますが、パチンコで使ったお金なんかは分からない状態。

でも、私が受け取っている8万円は専従者給与として会計ソフトに記帳しているので、生活費に使っているお金も帳簿に入力されていることになります。おかげで、夫がおこづかいとして私的にいくら使ったのかは、会計ソフトがおのずと教えてくれますの。会計ソフトの現金の残高が夫のおこづかいの額というわけです。分かりやすくするポイントは、新しい年が始まるときに、現金の残高をピッタリの額に調整することです。私は100万円にそろえてます(笑)。

わが家の場合、専従者給与は貯金には活用できていませんが、経費にならない生活費を合法的に経費としているわけで、立派な節税方法なんですよね。そう思って、今は納得しておくことにします。

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